なぜ大人は本を読めというのか。

読書

みなさん!!!クリスマスですよ!!

まあ僕は家でブログを書いているんですけれども。
別に悔しくはないよ。悔しくはない。

さて、今日は「読書」について書こうかなと。

おそらく皆さんが学生であっても社会人であっても、
周りに「本を読め」と勧めてくる人がいるでしょう。

確かに、本を読んで新たなことを学ぶのは素晴らしい。
自分の今まで知らなかった世界を知ることができるし、何よりワクワクする。

しかし、現代では別に本を読まなくても情報を学ぶ手段はたくさんある。

今あなたが使っている端末は一冊の本とは比べ物にならない量の情報を読者に提供する。

ではなぜ彼らはわざわざ本をお勧めするのか。
この疑問について僕なりの考えをまとめてみた。

はじめに/僕の読書の変遷

僕は小学生のころからジャンルを問わずたくさん本を読んできた自負がある。

小学生の頃にはやみねかおるさんの児童文学に触れてからずーっと本のとりこだ。
中学生になると「サーティーナインクルーズ」など洋書を訳したものも読んだ。

いわゆる「文学作品」も。芥川龍之介や太宰治など片っ端から読んだ。
(余談だけれど、太宰治の作品についていきなり人間失格から読むのはお勧めしない。
あの本は彼の作品やバックグラウンドを知ってから読んだ方が何倍も楽しめる。)

高校生になると哲学や政治の本に興味が出た。
初めは野矢茂樹さんの本から読み始め、最近は資本主義の構造や未来についての本が面白い。

読書に関して雑食な僕だけれど、なぜか自己啓発書は一向に読まない。
政治哲学の本を読んでいた方が何倍も面白い。

本題:なぜわざわざ本を読むのか

①インターネットとの違い

インターネットとの大きな違いは「自分の欲しい情報を選びにくい」という点である。

え?じゃあインターネットのほうが便利じゃん!

いやいや、ちょっと待て。

多くの名作と呼ばれる作品には、フィクション・ノンフィクションを問わず隠れたテーマがある。

それは例えば人間の美しさであるとか、醜さであるとか。
努力を賛美する内容かもしれないし、もっと厭世的に、才能の不公平を嘆くテーマかもしれない。

しかし多くの本に共通して言えることは、
「実際に自分が読んでみないと何を学べるのかはわからない」ということである。

これはインターネットとの大きな違いである。

通常私たちがインターネットでほしい情報を探すと、すぐに求めていたものに近い情報がヒットする。
あらかじめ自分がこれから得ようとする情報の概形がわかっているのである。
読むまでは何を学べるかわからない本とは大きく違う。

確かに自分の欲しい情報を手早く入手できるインターネットは素晴らしい。
しかし、それだけでは自分の教養に偏りが生じてしまう。

なぜなら、自分の欲しい情報だけを取り続けるいわば「情報の偏食」が起きてしまうからだ。
今既に自分が興味を持っている分野には強くなる。

しかし、教養を身に着けるうえで重要なことは「浅く、広く」だ。
これはやはりインターネットだけではなかなか達成できないと思う。

「本を楽しむ」という目的によって読書をしていく中で、
それまで自分が全く知らなかった世界を知り、新たな考え方を身に着けることができる。

インターネットは便利。
読書は深い教養を得られる。
賢い現代人であれば、上手に両者を使いこなせるはずだ。

②背景を学び・考えることができる

本を読んで学ぶことはその内容だけではない。
例えば、その本が書かれた時代の背景や地域の事情、作者の一生などを学ぶことができる。

つまり、一冊の本からページ数の何倍もの情報を得て学ぶことができるということだ。

歴史は素晴らしい。
今とは全く違った価値観を学ぶことで今現代人が潜在的に持っている常識を改めて考え直すことができる。海外に行くのと似ている点があるかもしれない。
それまで自分が持っていた既成観念をいい意味で壊してくれるのだ。

また、本を最後まで読んでもその本のテーマについて答えが出ないということも多い。

その問題について本と一緒に考え、考え続けて答えに近づいたタイミングで本が終わってしまうのだ。
そのとき、僕たちはいきなり本の世界から現実世界に放り出されるわけだけれど、
その時の余韻の感覚は本でないとえられない特別な感覚だ。

助走をフルに付けた後にジャンプで飛んでいくような。

そして、そうしたときに自分のこれまでの体験と読書で得られた体験をする合わせることによって
素晴らしいアイデアが生まれる。

何を言いたいかというと、僕たちは読書をするとき決して常に受け身ではない。
現代社会で失われつつある読者が主体的に思考するチャンスを本は提供してくれるのだ。

他にも…

ここでは書ききれないほど読書で得るものは多い。

良質な文章を読むことは自分の文章力を間違いなく高めてくれる。

受験生にとってはいずれ受ける国語の試験でも大きなアドバンテージを得られる。

読書仲間と有意義な時間を過ごすことができる。
(いつもtwitterのみなさんありがとうございます)

あなたなりの読書の意義が必ず見つかるはずです。

おまけ:どんな本を読むべきか。

自分の好きな本を読んでください。

きっと好きな本を読んでいる間に他の分野の本も読みたくなります。

何ごともまずは楽しむことから。

とはいえ、おすすめの本を数冊ここで紹介しておこうと思います。

【文学】博士の愛した数式

「文学」というと堅いイメージがあるけれど、この本はそんなこともなくとても読みやすい。
(一部ではこの本を文学と呼ぶことに異議を唱える人もいるけれど。)

数学がわからなくても何の問題もなく楽しむことができます。

言葉では形容のしにくい人間が醸し出す哀愁だとかをとても上手に表現している作品。
読了後も暖かい気もちになれます。

【政治哲学】これからの正義の話をしよう

「政治哲学」というとなんだか小難しい感じがします。
実際難しい。それは間違いない。(笑)

だけれど、初学者でも読みやすい本は確かに存在する。

いきなりデカルトやフロストなど’ガチ’なものに手を出すのもいいけれど、
僕はまず簡単な本で概形をつかんでから勉強を始めるのが長続きすると思う。

この本はHarvard大学の講義録であり、
「正義」というテーマを通して様々な歴史的偉人の考え方を紹介している。

個人的にはすべての大学生に読んでほしいくらいの名著。

最後に。

まとめると

・自分の興味以外の分野についても幅広く学ぶことができる。
・読むだけで勝手に教養が得られる。
・’主体的に考える’習慣がつく。
・何よりも楽しい。

などなど。

読書により得られる恩恵は数え切れません。
ぜひあなたもお近くの書店に出向いて、「お気に入りの一冊」を見つけてください!

では。

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