どうも皆さんお久しぶりです。つゆです。
先日twitterでも話題に挙げていましたが、名古屋→京都の自転車旅をしてきました!
旅の思い出をここに綴っておきます( *´艸`)
旅の様子だけ見たいよ!という方は自転車編から読んでいただければ!
目次
自転車京都旅行~準備編~
⓪仲間探し
自転車で旅に出るにあたって、自分は最大でも100km前後しか走ったことのないこと。
大きな荷物を持って走ったことがないこと。
不安要素山盛りでした。
それに何より、みんなで観光をしたい!という気持ちも大きかったです。
一人旅も好きだけれど、グループでの観光ならではの魅力もあるよね。
そんなわけで友達数人に声をかけてみたところ、なんと全員がOKしてくれたのでメンバー決定。
メンバーの中には自転車に詳しい友達もいてたくさん助けられましたし、
あまり景色を楽しめない長い夜道の運転も全く苦になりませんでした。
複数人での自転車の運転は体力的にも楽になります。(風よけとか)
この辺の細かいことは記事後半で。
①持ち物
自転車での旅行は初めてだったので、慣れている友達に聞きながらの準備となりました。
普通の旅行と大きく違うのは、持てる荷物の量が大きく制限されてしまうことです。
巷にはサイドバッグやサドルバッグといった自転車に装着可能な大容量のかばんもあるそうですが、初めての長距離サイクリングで大きな荷物を積むのもなんだか怖くて…
結局、必要最低限のものをリュックサックに詰め込んで残りのものは京都に事前に発送するということで落ち着きました。リュックサックに入れたものは以下。
・タオル×3
・スマートフォン
・モバイルバッテリー
・財布
・飲み物
・簡易的な着替え
・パンク修理キットなど自転車関係のモノ
タオルはやはり便利です。汗をかいたときにも手を洗ったときにも使えますし。
けがなどの緊急時にも使うことになると思うので、多めに持っておいて損はありません。
スマートフォンとモバイルバッテリーは言わずもがな。現代人の必需品です。
財布はお金を多めに入れておくことはもちろん、いくつか持っておくことで盗難・紛失のリスクを抑えておくことも重要です。旅先の知らない土地で一文無しになった時の絶望感は半端ない。(笑)
飲み物に関しては水筒に詰めておくのが経済的ではありますが、やはり重いということと詰め替えの手間を考えて今回はペットボトルを随時買い足していく作戦で行きました。
意外と出費が馬鹿にならなかったので次回は水筒で行こうと思います…( ;∀;)
あとドリンクホルダー(自転車にペットボトルなどを固定できるアタッチメント)は必須です。
読んでいただくとわかる通り、リュックサックにはあまりものを入れていきませんでした。
単純に移動の最中に必要になるものはそこまでないということと、重い荷物を背負って何時間もこぐことの身体的な負荷を考えた結果でした。
②ルート模索
名古屋→京都までの最もシンプルな方法はおそらく一号線を突っ切っていくルートを取ることだと思いますが、歩道橋の多さやアップダウンの激しさから今回は別の道を取ることにしました。
具体的には名古屋→大垣へと向かい、そのまま関ケ原を通って滋賀県へ。あとは琵琶湖に沿って大津を経由しつつ京都に入りました。

…と、偉そうに話していますが実はルートは同行した友達がすべて考えてくれました。
頭が上がりません( 一一)
③日程
春休みとはいえ平日は人も少ないだろうと考えて、月曜日から京都観光できるようにしました。
また、交通量の多さを考えて深夜に名古屋を出発。
結果的にはこれは大当たりで、走りにくい山道を涼しい夜のうちに突破することができました。
滋賀に入ったあたりで夜明けを迎えたのできれいな景色を堪能できたこともグッド。
自転車旅ならではの「寄り道のしやすさ」も存分に生かせる日程・出発時間でした。
なお、偉そうに話していますが実はすべて友達が(ry
いつもありがとうございます”(-“”-)”
自転車京都旅行~自転車編~
準備編で触れたように深夜11時に名古屋の街を出発。
名古屋駅からまずは一宮へ向かいます。
巡航速度23kmで漕ぐこと一時間前後で到着。
どうしても市街地は信号が多くて、自転車をこいでいるときの速度と全体の平均速度に大きな差が生まれます。
代わりに道は広く、アスファルトでしっかり舗装されているうえに(時間帯のおかげで)交通量も少なかったので走りやすかったです(v・∇)v
その後も岐阜県境あたりまでは全く問題なく進んでいきます。
岐阜県境あたりまでは…( ;∀;)
難関?①岐阜県境
岐阜県に入る直前、木曽川を超える必要があります。
また、岐阜県に入った後も長良川と揖斐川を越える必要があります。
…そこで問題が発生。橋を超えるのがつらい( ;∀;)
同行した友達二人は難なく通過しましたが、
僕は橋×3回分の上り坂でだいぶ疲労がたまりました…(´;ω;`)
もちろん普段の運動不足がたたったことも一因に挙げられますが、なによりギアの扱いが下手すぎたのが大きな原因でした。
しかしここをきっかけに仲間内で一番の自転車乗りにギアの扱い方を教えてもらい、後半多少楽に坂道も越えられるようになりました。
また、このあたりになると路面の状況も名古屋ほど走りやすくはなくなってきました。
アスファルトががたがただったり、砂利が多かったり。
とはいえ、まだまだ比較的走りやすい道路ではあったので橋超えによる疲労がなければすいすいと進めていたと思います。
そうして坂超えの疲労も何とか乗り越え、大垣市を過ぎ、僕たちはそろそろ関ケ原につこうとしていました。さて、次の問題です。なおこのころの時間は3時を超えたあたり。
難関②関ケ原
はい。
深夜3時を過ぎ、岐阜県を超えるのも余裕じゃないかと調子に乗っていました。
このまま滋賀県に突入して、サクッと仮眠スポット到着かなあっと。
そんな僕を絶望の淵に叩き落したのが関ケ原でした───。
うん、ちょっと盛りました。(笑)
でも実際にそのくらいきつかったです。
6%程度の上り坂が続きます。
もちろん勾配そのものもきついですが、なによりそれが数kmに及んで続くのがきついです。
また、道路の淵に雪もまだ残っていたので安全も考えてこの辺りは多少自転車から降りて押して進んだ区間もあります。
そうして進むこと数十分。
…ん?うおー!!!

滋賀県米原に到着です!!
テンションが上がりましたね。自転車で滋賀県に来たのは初めてでした。
5年?前、僕が中学生だったころにチャレンジして諦めた思い出があります。
いやあ、5年越しの目標達成!!
まあまだまだ上り坂は続きますけど。まだまだ続きますけど。
海抜200m前後まで上るとようやく下り坂です。
下りながら畑沿いの道を進んでいるときの時刻は5時過ぎくらいかな。
だんだんとあたりが明るくなってきました。
いよいよ彦根!少し休憩。
時刻は五時半。滋賀県彦根市へ到着です。
ちなみに日の出はめちゃくちゃきれいでした。
もともとこの町で少し仮眠をとる予定だったので、手ごろな場所を探してふらふら。
ついでにコンビニで朝ごはんも食べちゃいました。
ちなみにこの時間まだ肉まんはなかった。悲しい。
友達は彦根のマスコットキャラクター?
ひこにゃんのぬいぐるみを買っていました。
アラカワイイ。
国道8号に沿って進んでいき、見えてきたネットカフェでひと休憩。
前日しっかりバイトをしていたこともあり、なかなかに疲れていたのでここの休憩は本当に取っておいてよかった。
そもそもこんな旅の前日にバイト入れるなって話ですが。(笑)
3時間くらいかな?
時間は10時。リフレッシュした体でまた自転車をこぎ始めます!
ひたすら国道8号を南に進んでいきます。
右手に琵琶湖を取る形ですね。
この辺りで問題が発生します。
このあたりの国道8号、自転車で走るのに向いてない。
路側帯かなり狭いです。砂利も多いです。トラックもめっちゃ走っています。
体が疲れるというよりは、精神を削ってくる道でした。(ドキドキ…”(-“”-)”
次に行くときは多分この道は使わないと思います。
オアシス。僕この町好きです。近江八幡!
なんとか国道8号をヒヤヒヤしながら突破し、少し道をそれて近江八幡に寄り道を。
気軽にいつでも寄り道できちゃうのは自転車旅の楽しみの一つです( *´艸`)
ここでは近江八幡の名物「近江牛」料理を昼食にいただきました。
近江牛🐮 pic.twitter.com/li0g2hUtGT
— つゆ (@tsuyulog2359) March 12, 2022
うめえー!!
めっちゃくちゃおいしかったです。しっかり紅茶までいただいちゃいました。
そしてなんといってもこの町。雰囲気が最高なんです。
この日は天気も良く、フレンドリーな地域の方々とたくさんおしゃべりできました。

足もちょっと疲れたし、街を散策しながら一休み…
───本当は昼食をとったらすぐにまた出発する予定でしたが、気がついたら2時間ほど滞在していました。
また行きたいです。
めっちゃくちゃ綺麗。琵琶湖!!
時刻は14時を過ぎたころ。
楽しかった近江八幡に別れを告げ、琵琶湖に沿って京都方面へ。
このあたりの景色はとっても綺麗で、走っていて癒されました。
夜に出発したこともあって、自然を楽しみながら走ることができたのはここだけだったかも。

↑きれいな畑と美しい山。やっほーーー!!!(違う)
道も比較的平坦で、先ほどの休憩で疲れもかなり取れていたのでかなり順調に進むことができました。
草津近辺の市街地は自転車専用のレーンもかなり広い!!
サクサクと進んでいき、近江大橋。
琵琶湖めっちゃ綺麗だー!!

何回か釣り目的に訪れたことはありましたがあらためてその美しさに感動しました。
なんだか順調だし、このまま京都まで一直線だ!!
難関③最後の砦。京都目前。
…そんなに甘くはありませんでした。人生は厳しいなあ。
京都がなぜ昔から都として重宝されたのか。
一説によると、あたり一帯を山で囲まれていて敵に攻め込まれにくかったからだそうです。
いざ京都に攻め込もうとする?僕たちはしっかりと山々に阻まれたわけです。
結果から言うと、自転車から降りて押して山を越えました。
最も友達二人はまだまだいけそうでしたが…”(-“”-)”
この辺りは本当の山道で、道も曲がりくねっています。
確かに京都は近いですが、京都の町並みはほとんど見ることができなかったです。
心の支えとなったのは周りを走る車の京都ナンバーだけでした。
到着!!!京都
そして…ついに…ついに…
うおー!!京都キタ━(゚∀゚)━!

ここまで長かった。いよいよ到着です。
同行した友達と一緒に、県境で記念撮影。
初めてのクロスバイクの旅をこんなに楽しめたのは彼らのおかげです。
時刻は17時ごろでしょうか。
休憩している時間や仮眠をとっている時間もたくさんありましたが、名古屋から京都まで17時間で到着したのでした。
めでたしめでたし。
まとめ!!
じゃない!!!今回の旅の目的は京都観光です。むしろここからが本番です。(笑)
でも、すこし疲れちゃったので旅の中身とか、帰りの話はまた別の記事で書こうと思います☺
もうすこし待ってね!
京都から名古屋、約150kmの道のりでした。
17時間かけての移動となりましたが、無事故無違反で安全に京都にたどり着くことができたのはとってもよかった。
仲間との会話は集中力の維持にも役立ちますし、走る順番を変えて交代で風よけになれば体力も温存できます。
僕はずっと真ん中(一番楽なポジション)で走らさせてもらったけど。(笑)
一人で走るのももちろん楽しいですが、自転車ツーリングの魅力を知れた旅でもありました。
そこのあなた!ぜひ、自転車を始めてみては?
つゆでした。(@^^)/~~~バイバイ
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